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谷町五丁目~六丁目<レトロ・モダン>前回取り上げた雑誌『苦楽』はプラトン社が堂島ビルヂングにあった時のものですが、もともとプラトン社は谷町五丁目で創業しており、近くに実家のあった直木三十五の編集により『苦楽』は創刊されたのでした。 「タニマチ」という言葉は、この谷町で診療所を営む医師が、自身のひいきにしている力士から治療費を受け取らなかったことに由来していて、それが転じて「文化人や芸人等のスポンサー」の意味で使われていますが、谷町には江戸時代に銅取引をする「銅座」もあって、この一帯はかつて日本の経済の一端を担っていたようです。 「銅座」のあった場所にある銅座公園の周囲には、古い町家を利用したお洒落なセレクトショップやカフェなどが並んでいます… 直木三十五が生まれ育った安堂寺町や龍造寺町などのように歴史ある地名が多いこのかいわいは、豊臣時代、広大な敷地を持った大坂城の城内にあたり、銅座公園の南側の坂のあたりは三の丸堀跡のようです。 坂道を歩いて行くといきなり出くわす…「いろは湯」。 いかにもマチナカ湯という外観ですが、中は相当にレトロらしい… どんどん古い町家がなくなり、マンションに変わっていますが、それでも所々で<昭和の残像>を見かけます… 大正期のモダン住宅もあります。 モダン住宅をはじめ、レトロな家が並ぶ長堀通沿いも風情があります…
by sukimodern
| 2019-01-14 08:00
| 記憶の中の風景
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Comments(2)
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