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難波江の町 今では埋め立てられている正蓮寺(しょうれんじ)川に架かる森巣(もりす)橋の上から見た四貫島(しかんじま)森巣橋筋商店街です。 この町に来たのは初めてなのに、なぜかとても懐かしい風景のように印象深く感じられて、思わずシャッターを切ってしまいました… そして、この商店街の中を歩いて行くと… 二つの商店街が鋭角に交わり、Y字路になっているという、ちょっと他では見られない新鮮な光景に出くわします。 そういえば、横尾忠則がY字路の絵をたくさん描いていますが、アーケード街のY字路はなかったように思います…? 更に、四貫島中央通商店街の先には此花住吉商店会(グッディ此花)もあるというように、この界隈は今も、昭和な商店街が健在でした… 四貫島という地名が示すように、阪神なんば線の伝法駅~千鳥橋駅の辺りは、古くは陸地ではなく、海中に小島が点在するような場所で、仏教(仏法)を伝えるために船でやってきた百済の使者が上陸した港ということから、伝法という地名がついたともいわれています。 この界隈には航海や船に関連した史跡も多く、森巣橋の北詰には鴉宮がありますが、文禄の役の際、豊臣秀吉が渡航の無事を祈願したところ、八咫烏が現れたということでその名がついており、国の登録有形文化財になっている拝殿はユニークな船首の形をしています。 しかし、なんといってもこの地を象徴的に表している史跡は、大阪市のマークにもなっている、航路を示す澪標(みおつくし)にちなんだ澪標住吉神社です。 江戸時代、澪標があった伝法の港には諸国廻船がひしめき、小舟で川沿いの倉庫に荷入れ、荷出しを行う沖仲士たちで満ちていました。 澪標住吉神社の境内社には、その沖仲士たちが力を競い合った力石が祀ってありました。 次回は澪標住吉神社の向いにある洒落た洋館を訪ねてみます。 【参考】 今回、訪れた辺り(昭和14年)
by sukimodern
| 2018-08-01 07:00
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Comments(2)
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